紺屋の明後日
日暮れが早いこの時期は、染め時間もあっという間で...
今年も一年大変お世話になりありがとうございました。
紺屋さんの年末年始、今年は早めに長くお休みをされるようです。
昔、明治時代から代々受け継がれ、糸染を本職とし機織りをして藍染の反物を作られていました。何度も染め重ね、下染め、上染めを繰り返し、日数を掛けて濃藍染めをされています。
藍が建たなかった年もあり苦労されたこともあるそうです。
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"基本に忠実に行うと自ずと美しい色が生まれる"
という言葉を胸に、
大切な場で染めさせて頂いております。
グラデーションも教わるというものではなく、自分でやることにより感覚を掴みながらです。
スペイン、フランス、ドイツ、オーストリア、香港など
世界にもこちらの藍染めを届けられています。
新型コロナの影響で夏も、現在も長くお休みを取られたり、数人での体験の受け入れもされていないようですが、
いつも笑い声や笑顔が絶えないおふたり
また来年もお藍できますように
一年の感謝の想いを込めて
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